妊娠前の準備の食事と食材について
妊娠をしたいと思った場合、妊娠前から準備をしていかなければいけません。
色々な準備がありますが、その中のひとつに食事があります。
妊娠すると最も気をつけなければならないのは塩分です
塩分をとりすぎると、色々な悪影響を胎児に与えることになってしまいます。
また高カロリーな食べ物も控えるようにしないと、色々とトラブルが起こりやすくなります。
塩分も高カロリーも妊娠したからと言って、突然変えることは難しいです。
その為、妊娠前から少しずつ控えていくようにしましょう。
葉酸は妊娠前にしっかりとっておくべき栄養素
赤ちゃんの成長にとても影響を与える為です。
特に、妊娠初期に必要とされるので、妊娠前からとっておくようにします。
葉酸が入っている食材は
かぼちゃ、ほうれん草、枝豆、大豆、いちご、甘栗などです。
しっかりととっておくようにしましょう。
その他、鉄分もとても大切です。
妊娠すると鉄分が不足して貧血になってしまいがちです。
また鉄分は粘膜をつくる役割があるのです。
妊娠しやすいようにするためには、子宮の壁を柔らかくする必要があるのですが、鉄分が不足すると固くなってしまうのです。
妊娠を望んでいるのなら、鉄分を積極的にとるようにしましょう。ヘム鉄と非ヘム鉄があり、それぞれ含まれている食材が違います。
ヘム鉄は
レバー、牛肉、イワシ、カツオなどです。
非ヘム鉄は、プルーン、納豆、小松菜、ほうれん草、菜の花などです。
鉄分は栄養素の組み合わせをすることで、身体に吸収させやすくなります。
ビタミンCやタンパク質と一緒にとると、とても良いのです。
例えば、豚肉とほうれん草の炒めものなどは、良いですね。ほうれん草の代わりに小松菜でも良いです。
レモンの汁をかけると、尚のこと良いでしょう。
その他、焼いたイワシを食べる時に一緒に菜の花をそえて、レモン汁をイワシにかけて食べます。さっぱりと食べることが出来ます。
妊活、妊娠中に必要な葉酸が含まれる食品・食材
葉酸は赤血球や細胞の新生に必須となっています。胎児の正常な発育に不可欠なものですので、積極的に摂りたいものです。
一般的には普通の食事で不足する事はないと言われています。しかし、妊娠・授乳中の女性は別で、意識的に多めに摂る必要があるのです。
鶏レバー、牛レバー、豚レバー、は特に豊富です。
レバーは貧血を防ぐ効果があるといわれていますが、鉄分だけではなく葉酸も含まれていますので、ぜひ積極的に摂るようにしたいものです。
好き嫌いが分かれやすいものでもありますので、調理法を工夫してみましょう。
臭みをとるには、牛乳につけてから調理するなどすると良いでしょう。
またニンニクなどを使うことで香りがよくなりますのでおすすめです。
他にも葉酸を含む食品・食材で言いますと、焼き海苔やせん茶、抹茶などもそうです。
後は数値的には劣りますが、緑色をした葉っぱのものというのは、葉酸を含んでいることが多いということがありますので、できるだけ食事の時に取り入れる様にしましょう。
妊婦さんは赤ちゃんの分まで摂取
その上でも葉酸は胎児に良い影響をもたらすものですので、できるだけ取るようにしてください。
栄養士であったり、医師などからも勧められる食材です。
