妊娠初期の過ごし方
妊娠初期は最も大切にしなければいけない時期
少しでも無理をすると流産してしまう可能性がありますので、注意して過ごすようにします。では妊娠初期はどのような過ごし方をすればよいのでしょうか。
重いものをもったり、階段をのぼったりすることは避けます。
お腹に力を入れるようなことはしない方がよいのです。エレベーターやエスカレーターを使うようにしましょう。
宅配などを利用して買い物はあまりしないようにして、簡単につくれる料理を作る様にします。
働いている場合はとにかく無理をしないように気をつけます。
いつも通りに仕事をしていると、危険な事になってしまう可能性があります。
腹部が痛くなったりしたら、すぐに病院へ行くようにしましょう。
保険証と財布、母子手帳はすぐ出せるところに置いておきます。
食事にも注意するように
塩分を取り過ぎないことが大切です。またカロリーを摂り過ぎると、体重が増えて妊娠中毒症になったりします。注意するようにしましょう。
つわりと重なってしまうため不足しがちな栄養がとても多い時期です。
栄養バランスのよい食事を少しずつでもいいのでとるようにしましょう。
妊娠中に不足しがちな栄養は葉酸
葉酸は赤ちゃんの成長にとても大きな影響をあたえます。
ブロッコリー、かぼちゃ、枝豆、いちご、ほうれん草などに含まれているので、しっかりとるようにします。
カルシウムも大切です
牛乳や干しエビ、ヨーグルトなどがよいです。
ビタミンB6は赤ちゃんの成長を助けてくれますし、妊娠初期のつわりを軽くしてくれるので、積極的にとるようにします。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれます。
妊娠中は貧血になりやすいので、鉄分をとる様にしましょう。
レバーやほうれん草、ひじきなどに入っています。タンパク質も大切です。
肉、卵、大豆などから摂る様にします。
この様に妊娠初期の過ごし方は、色々と大切なことがあります。
ポイントをおさえて過ごしていくようにしましょう。
妊娠初期におすすめの運動
妊娠すると、運動はしてよいのだろうか、してはいけないのだろうかと、疑問に思ってしまう妊婦さんも多いはずです。
よく頭に入れておかなければならないのは、妊娠初期はとても大切な時期であるということです。
赤ちゃんが完全に安定した状態になっていない為、ほんの少し無理をするだけで流産してしまう可能性があるのです。
新しく運動を始めるようなことは、妊娠初期には避けた方が良いでしょう
全く運動してはいけないのかと言うと、そうではありません。
もちろん、医師から絶対安静を言われている場合は別ですが、特別に何も言われていない場合は、軽い運動なら良いです。
但し当たり前ですが、走ったりジャンプしたりすることはいけません。
最も良いものとしては、散歩です。
ウォーキングとなると、かなりハードになってしまう可能性がありますので、散歩気分で歩くようにします。
但し、真夏の炎天下で歩く様なことはしない様にしましょう。
また冬であっても水分補給をしながら歩くようにします。
歩く時間は15分程度にとどめておくようにしましょう。
急勾配の坂がある様な所や、長い階段があるような場所は避けて、ゆるやかな平地を歩いていくようにした方が良いです。
毎日、歩く必要はないので、時々、気分転換がてら歩く程度にしておきます。
妊娠初期の散歩の心得
妊娠初期だからこそ大切なので、歩きやすい服装で歩きます。
ヒールの高い靴や底が滑りやすい靴などは決して履かずに、歩きやすいスニーカーなどで歩くようにしましょう。
妊婦は日焼けで、シミがとてもできやすくなってしまいます。
紫外線対策もしっかりと行い、帽子をかぶって出かけるようにすることが大切です。
その他、歩く前は軽いストレッチを行い、怪我がないようにします。
足首をまわしたり、ふくらはぎをのばすストレッチがおすすめです。
妊娠初期はとても大切な時期です。
気をつけて身体の健康を整えていくようにしましょう。